1966年8月10日、ブリヂストンサイクル工業(当時)によって、高速試験用に作られたテストコースが今も当時と変わらない姿で残っているのをご存知でしょうか。
場所は熊谷市久下橋下の荒川土手。
2.5kmに渡って直線が続く眺めはなかなかのものです。
上はスタート地点からの眺め。そしてゴール近くには目印となるオークが。
ここでは350ccシリーズやGPレーサーEJRの試験などが行われたそうです。
当時の広報誌「ブリヂストンニュース」にも落成の記事が出ています。
50ccのGPレーサーEJR-2と一緒に写るのはファクトリーライダー森下勲とジャックフィンドレー。
それにしてもここまで力を入れて作ったコースがあるのに、翌年には国内販売中止の決定が....。
そうした意味ではミステリアスな二輪遺跡といえるのかもしれないですね。