なかなかに寒い日が続いたこの年末年始でしたが、ブリヂストン350GTRの車検取得に行って来ましたよ!
1968年4月製造、マイナーチェンジを経た後のいわゆる初期型の後期生産タイプです。初期トラブル対策が施された、より完成度の高いスペックとなっていますね。
2011年に日本へ里帰りして、これが日本での新規登録(3年車検)となります。
こうした里帰り車両(並行輸入車)の新規登録の際には検査法人で事前審査を経る必要がありますが、これがけっこう大変です。スペック、製造年月特定のためにさまざまな必要書類を揃えなければなりませんし、これをきちんとしておかないと、ガス検をはじめ、その他現行基準での検査となりますので事実上登録は不可能です。
ここに来るまで念入りに整備を終えて走り込みも済ませてきましたが、やはり検査コース前に並ぶと緊張します。
といいつつ、いざ検査コースを通って無事に車検合格!
今回はオーナー様のお住まいの関係で、いつもの品川ではなく、大宮の検査場でお世話になりましたが、ここは350GTRの生まれ故郷でもあるブリヂストンサイクル上尾工場直近の検査場ということもあり、個人的にはなかなか感慨深いものがありました。
また大宮は自動車用検査コースの建屋にはさまれるかたちで二輪のコースがちょこんと用意されていて、ちょっとかわいらしい感じです。
さあ、あとは書類を提出してナンバーを受け取るのみ!
これで、また1台、貴重な350GTRが日本の地へ無事に里帰りを果たすことが出来ました。
ご尽力いただいた関係者の皆様には大変お世話になりました。
この場を借りて御礼申し上げます。