1990年代東京モッズシーンの雰囲気を感じさせる160G.Sが入庫しました。しかも1962年の1シーズンにのみ生産された貴重な Mk.1になります。
鮮やかなブルーメタリックの塗色に通称"ブッダ"タイプのクラッシュバーが装着され、サイドパネルには現在ではすっかり入手困難となって久しい、ULMAの160G.S専用青ジェム付きアクセサリーの存在が目を引きます。
スピードメーターはVEGILIA製、ヘッドライトレンズ&テールライトユニットもSIEM製という、こだわりの工場出荷時オリジナルパーツがそのままに残されているのもうれしいところですね。
現車は前後タイヤ、バッテリーははじめ、各消耗部品を新品交換の上、「走って曲がって止まる」部分に関係する整備箇所にしっかり手を入れてから納車となります。外装に関しては、経年変化と通常使用によるヤレは若干見られるものの、特に気になるような大きなキズや凹みなどは見られないので現状のままを予定しています。また差し色でエディ・グリムステットスタイルの2トーンにしたいといったリクエストがあれば、別途ペイント作業の追加も可能です。
個人的には、リプロダクションで構わないので、ULMAスタイルのダブルレッグシールドトリムに、同ニューヨーカータイプのサイドバンパーを追加装着すれば、かなりいい感じのMOD G.Sに仕上がると思います。熱いMOD魂をうちに秘めたヤングマンにとっては、きっとこの1台がスイート&ビターがいっぱいに詰まった青春の日々を共にすることになる良き相棒となることでしょう。もちろん熱い血潮のヤングマンのみならず、MK.1独特のテール部の微妙な丸みを評価する通好みな方にもおすすめの1台です。
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