春の到来とともにロードレースもシーズン開幕。先週末の4/19(日)に茨城県の筑波サーキットでMCFAJロードレースの第1戦が行われ、ブリヂストンオートバイで参戦するライダーの方たちの応援に行って来ました。ちなみに私は今回マシンの完成が間に合わず、次回6月には参戦予定...なんですが果たして間に合うんでしょうか!?う〜むゴッドオンリィノウズ。
いつものことながらサーキットの朝は早いです。予選前には柔軟体操は欠かせません。
左は岡本紀秋さん(BSライトニング)、右は金井朝男さん(BSMC)。いつもお世話になっている大先輩たちです。60年代のBSのオートバイが現役だった当時から40年以上もレースを続けているという"The man of motorcycle" を地でいく姿に敬服。洋の東西問わず、アラバマのサーキットでデュエイン・ウイリアムズに出会ったときもそう思いましたが、晴れた週末をレース場で過ごすそんな「レースおやじ」になれたら人生最高ですね。
この日の筑波は天気も良く、コースコンディションもグッド。からっとした気持ちのよい一日でした。予選前、自分が走る訳ではないのですが、いつもながらちょっとどきどきしてきます。BS勢はBS50(GB-1)がCOTT50、BS90(EA-1/2)がCOTT90クラスに参戦(両クラス混走)ということになります。他にレジェンド・オブ・クラシックスクラスではツインの175/200、また350GTRでの参戦も可能です。ちなみに現在密林商會にはレディトゥレースな200ツインが1台あります。クラシックレース参戦をお考えの方如何でしょうか?
午前中に予選終了。金井さんは予選1位で通過。さすがディフェンディングチャンピオン。岡本さん、巻島さん、小林さんたち他のBS50で参戦しているライダーの方々も無事に予選を終え、午後3時の決勝を待ちます。現在、このCOTT50クラスはBS50の他に、スズキAC50、ホンダSS50/CB50、ヤマハFS/FX、クライドラーなど60年代から70年代の50ccクラスのオートバイが色とりどりで見ていても楽しいです。タイムトンネルという伝統のクラシックイベントがなくなってしまった現在、このレースは小排気量車のクラシックロードレーサーを走らせる貴重な機会となっています。勝敗にこだわるだけでなく、自分の思い入れのあるオートバイを走らせるにも良い機会だと思います。タイムトンネルで経験したBS50 vs CR110対決などが、また見られるといいなあと個人的には思っていますが...。ガレージに眠っているロードレーサーたちよ、カムバ〜ック!!
午後3時、決勝のスタート。各クラス混走のグリッドは23台。う〜ん、やっぱりスタートを目の当たりにすると自分も走りたくなってうずうずしてきます。この感覚って子供の頃の運動会のかけっこの前と似ています。ただオートバイのレースが面白いのは、自分自身の身体能力に加えて、マシンをあれやこれやいじってきて、さあどうだ!っていう結果がシビアに現われてくるところではないでしょうか。自分で手をかけたマシンが思ったように(時として思った以上に)走ってくれたときの喜びは1度味わってしまうとなかなか抜けられず、あとは自然とレースジャンキーへの道をまっしぐらに進むことになるわけですね!?むむ
さて、レースは終了。COTT50クラス見事ポールトゥウィンを決めたのが金井さん、2位は山田誠さん(カレースピード)のホンダSS50、そして3位が岡本さんという結果になりました。BS勢、見事表彰台の2つをゲットです。金井さんのマシンはかなり熟成が進んで来ていて、盤石の走りという印象を受けました。次戦富士では他にさらなるチューンを施したマシンの参戦情報も入って来たので、いろいろ楽しみな2009シーズンとなりそうです。第2戦、富士ラウンドは6月7日(日)となっています。おーし、次は密林競争部も走れるようにがんばるど〜!!