1994年製のPiaggio Vespa PX200 BME (Arcobaleno Elestart) 入庫しました!

走行距離約3,200kmと年式からすれば非常にローマイレッジ。

BMEは1994年からレッグシールドトリムがアルミ色から黒色に変更されたのが大きな特徴となります。
1998年にはFL1にモデルチェンジされ銀プラトリムへ変更されます。
実質4年間の生産の黒トリムPXは実は結構珍しい仕様といえます。

黒トリムに良く似合うボディカラー黒。
探すとなると案外見つからないレアカラーです。

基本的にオリジナル状態を良く留めた1台です。
左右パネル部分などに小キズ、小凹み見られますが、全体としてみればきれいな車両だと思います。
気になる場合は別途仕上げお渡しも可能です。
前後ホイールリムのみ軽量アルミホイールリム(黒)へ交換されてバネ下重量が軽減されております。

ドラムブレーキPXの最終型となるBME、1990年代の雰囲気を色濃く残したクラシックなオリジナルベスパの味わいがお好きな方へおすすめの1台です。
車両本体価格 830,000円(税別) 〜諸費用別途かかります。 お問い合わせください。
工藤探偵事務所さんからご依頼いただいたバイクのベスパの修理、先日終わりました。

ハードな探偵活動によって使用不能になっていた、ジャパンベスパオリジナルサイドスタンド(通称探偵スタンド)の修理が完了致しました。
さっそく次の依頼に応えて旅立つようです。
装着されていたナポレオンミラー(右)のミラー面もやはりハードな探偵活動により欠品していたので今回交換させていただきました。
また前回の修理からしばらく時間が経っていたので、クラッチワイヤー、フロントブレーキワイヤー、ミッションオイルの交換など少しだけ手を入れてきちんと走るように致しました。
初期型Pシリーズゆえのユニークな点、お分かりになりますか?
このまま元気な姿を見せて走り続けて欲しいバイクのベスパです。
またの入庫をお待ちしております!
1980年製のPiaggio Vespa P125X 入庫致しました。
良いお天気続きのこの秋ですが、まさにP/PX祭りといった感じでグッドコンディションの車両が怒涛の入荷ラッシュ続いております!

走行距離約3,100kmとローマイレッジかつオリジナルコンディションをよく留めた初期Pの分離給油仕様になります。
当店取扱車両となりまして整備来歴もしっかり把握した車両となります。
走行2,500kmの時点でポリーニ177ccキットを組み込みさせていただき、それからの走行はおよそ600kmとちょうど慣らしが済んだ感じとなります。

またキット組み込み時にノーマルマフラーからS.I.P Road2.0 チャンバー(ノーマルとほぼ同形状)へ交換、キャブレターのセッティングと合わせて吸排気のアップデートを図っております。

足回りに関してはタイヤをミシュランS83新品に交換済。
前後ショックアブソーバーも純正と同形状のCARBONE製に交換済。

現存車両の多くが劣化してしまっているシートも1980年代製N.O.S.新品に交換致しました。
ミラーはいわゆる成川ミラー、貴重な左右揃い取り付け。
ヘッド&テール、ウインカー4カ所のストーンガードが1980's風味の加えていて良い感じです。

P125Xのアップデートとしては極めてオーソドックスな定番メニューを施してありますが、分離給油方式と相まってたいへん乗りやすく良い塩梅の仕上がりとなっております。
純正キー3本(&スペアキー3本)と新車時付属のマニュアル付属。

各部にきちんと手の入った整備済車両、即乗り出し可能です。
よく走る初期Pシリーズお探しだった方如何でしょうか。
Thanks Sold !!
1980年製のVespa P150X 入庫しました。

あの工藤ちゃんの愛車、通称「バイクのベスパ」と同型のP150X。
初期Pシリーズは登録の兼ね合いで125cc or 200ccのどちらかで選ばれる場合が多かったようで、いざ150ccを探すとなると意外と難しかったりします。
そんなP150Xですが、なんと走行距離8km、驚きの未使用&未登録車が入荷しました!
各部に貼られた小さいコーションデカールから1980年当時のヤマハオートセンター扱いの車両と思われます。
新車時に付いて来る付属品も完備しております。
オーナーズマニュアル、ナンバー取り付け用のネジセット(紙袋小)工具セット、混合用オイルカップ、紙包みに包まれたままの空気入れ、そして"GIAPPONE P150X"と記載された輸出用タグ。
ツールボックスを開けた瞬間、これはまさに嬉しいタイムカプセル!
経年ゆえの多少の小キズ、塗装のハゲなどは見られますがとてもきれいな1台だと思います。
タイヤはピレリが3本、工場出荷のまま装着されております。
展示、保存用ならこのまま、実用に供するなら新品交換となりますでしょうか。

レッグシールド裏の工場出荷時の確認用に貼付される、車台番号が記載された紙デカールも残っております。

貴重な未使用車ということもありますので、個人的にはポンテデラのピアジオ ミュージアムでの保存などが適しているようにも思えますが、もちろん初期Pシリーズの43年越しの新車を体験できるという意味では、長らくP150Xの程度の良い車両をお探しだった方におすすめの1台ではないでしょうか。
納車整備きちんと仕上げてお渡しさせていただきます。
Thanks Sold !!
数年ぶりに入庫致しました。

ハードな探偵業のタフな相棒として活躍した1979年式VESPA P150X。
前回お預かり時から走行距離は伸びていないようですが、探偵号の使い勝手の良さを象徴的にしていた「あのサイドスタンド」がいよいよ音を上げた模様。

工藤ちゃんがやって来て「あーバイクのベスパ直しといて」と言って風のように立ち去ったような気がします。
探偵活動に支障を来してはならないのでしっかりと直します!