1980年製 Piaggio Vespa P150X ホワイト入荷しました。
走行距離8600km。
各部に経年変化こそ見られますが、工場出荷時の状態を良く留めた車両です。
鍵もオリジナル3本付属。
気になる外装は塗装表面に小錆が点々と見られるのと、フロントフェンダーの一部にタッチアップ跡が見られますが、ツヤ引けなどもなく年式相応に好ましいコンディションです。
P150Xの初期型、オイル混合バージョンは1978年から1980年の3年間にしか作られなかったモデルです。(1980年には分離給油へと変更されたバージョンが投入されはじめていました)
150ccはヨーロッパではVespaの中核を成すモデルですが、日本での販売は保険の区分の関係から、125cc/200ccの住み分けとなっていたため、販売台数も少なく、いざ探そうとするとなかなか見つからない車種でもあります。
加えて、というか何より松田優作主演の「探偵物語」で使用されていたことで、このP150X初期型は、日本でのVespaのポジションを確立した伝説的な1台となりました。
ちょうど先週からですが、テアトル新宿にて特集上映がされています。(10/25-11/7まで)
http://www.ttcg.jp/theatre_shinjuku/nowshowing
個人的には、村川透監督の「遊戯」シリーズが、スクリーンで見られる良い機会と思って楽しみにしています。
さて、Vespaですが、納車時には新品タイヤ、各部消耗部品交換。
調子が悪くなって蹴りを入れられたりすることがないように、きちんと整備してのお渡しです。
ミラーは純正タイプ左右が付属します。
あのミラーにこだわる向きには...なるべくご希望に沿えるようにがんばりたいと思います。
Thanks Sold !!