昭和39年、当時のランブレッタ輸入元をつとめていたバルコム貿易が正規輸入したという由緒正しい来歴を備えた、日本在住46年を誇る帰化系ランブレッタLi-3型になります。
当時、現在とは較べものにならないほど輸入オートバイの価値が高かった時代、舶来スクーターを購入できるのはごく限られた層の人々だったと聞きます。それを証明するかのようにこのランブレッタのオリジナルオーナーは、残された登録書類によれば田園調布住まいの趣味人さんでした。折しも東京オリンピックの時分に納車されて、浮き立つ東京の街を駆け巡っていたことを想像すると何だか楽しくなってきます。セカンドオーナーさんのときにリペイントが施され、よりパワーのあるセルベタJet200のエンジンに換装されていますのでパワー感は十分でしょう。全体的にいい感じの雰囲気ですが、外装には若干のヤレも見られますので、消耗部品一式の交換と諸整備を施して納車となります。
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